こんにちは😊
浜松市にて愛犬の魅力を引き出すをテーマに、犬のしつけ・トレーニングをしているSaranです。

今日は僕がトレーニングで大切にしていることの一つ

余白を残す

 

についてお話しようと思います。

 

しつけ・トレーニングをしていると、犬の成長を焦ってしまい、あれこれ色んなことをしたくなります。

それはプロのトレーナーも同じです。

一回のしつけ教室で、色んな練習をして量をこなした方が、飼い主に満足してもらえる。

つい、そんな風に考えてしまいます。

 

でも、それは犬のことは心は置き去りになってしまいます。

なので余白を残すように意識しています。

 

では、具体例を少し!

 

①溢れさせない

 

コップの水はナミナミになるまで入れたら運びにくいですよね。

溢れないようにそーっと運んでいる時は神経を使うし、少しの振動で一気に溢れてしまいます。

 

これが犬の心のキャパでも同じことが言えます。

その子の心身のキャパの6〜7割程度で練習を終えておくとイレギュラーなことがあっても一杯いっぱいにならずに済みます。

 

②想像力、思考力を養う

 

文学や詩は人によって解釈が変わってきます。

その絶妙な曖昧さ(余白)があることで人は想像し、考えるようになりますね。

 

今日のトレーニングがどういう意図で、人が自分に何を伝えたかったのか。

そんなことをなんとなく考えると、次に繋がってきます。

 

③表現の自由

 

子どもの頃、裏の白い広告にお絵描きして遊んだ経験は誰しもあると思います。

授業中、暇な時に教科書やプリントの余白に絵を書いてみたり、文字をアレンジしたり。

 

こんな風に“余白”があることで自分を表現するきっかけになります。

しっかりしつけをすることはもちろん大切です。

それと同時に、自分らしさ、犬らしさ。を表現できることが大切です。

 

余白を残すことは犬への尊重であり、心身を大切に守ることでもあります。